タイ中学校銃撃事件続報 警察が動機を捜査 家庭や学校など複数の要因か
タイ中部ノンタブリー県のテープシリン・ノンタブリー学校で8月7日に発生した銃撃事件について、警察は捜査の進展状況を明らかにしました。
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警察によると、これまでに関係者17人から事情を聴いており、14歳の男子生徒が事件を起こした背景には、複数の要因が重なっていた可能性があるとみています。
具体的には、両親が別居し、男子生徒が2歳ごろから約12年間にわたり祖父母と暮らしていた家庭環境のほか、学業上の問題、友人とのトラブル、暴力的な内容を含むSNSやインターネット上のコンテンツを閲覧していたことなどが捜査の対象となっています。
また、男子生徒は1~2年ほど前から銃器に関心を持ち、使い方などについて調べていたことが分かりました。ただし、警察のこれまでの捜査では、射撃場などで実際に射撃訓練を受けていた事実は確認されていません。
自宅から押収したデスクトップパソコンからも、暴力的な内容を含むSNS上の情報を閲覧していた形跡が確認されました。
さらに、男子生徒は以前、インターネットで購入したBBガンを学校に持ち込み、教師に没収されていたことも新たに判明しました。事件当日には、銃のほかにナイフもかばんに入れて学校へ持ち込んでいたということです。
事件が事前に計画された可能性について問われた警察幹部は、その可能性を認める趣旨の見方を示しました。一方、SNS上では男子生徒が生徒よりも教師を狙っていたのではないかとの指摘も出ていますが、警察は現時点でこの点について詳しい説明をしていません。
警察はまた、男子生徒がSNSなどで見た過去の暴力事件を模倣した可能性についても重要な捜査項目の一つとして調べています。
この事件と、男子生徒の自宅で発生した関連事件による死者は、その後9人となりました。8月8日には、銃撃で重傷を負っていた中学1年の12歳の女子生徒が病院で死亡しました。
これにより、死者は教師5人、12歳の女子生徒1人、男子生徒本人1人、男子生徒の祖父母2人となっています。保健当局によると、現在も14人が病院で治療を受けており、このうち7人が重篤な状態です。
事件を受け、警察はノンタブリー県内の学校周辺で武器の検問やパトロールを強化しています。また、保護者に対して、子どもの悩みに早い段階から耳を傾け、インターネットやSNSでどのような内容を閲覧しているかにも注意を払うよう呼びかけています。
警察は今後も関係者への事情聴取や押収した証拠の分析を進め、事件に至った詳しい動機や経緯の解明を進める方針です。





















