脂肪吸引で腹部が変形 女性が有名美容クリニックを告発
バンコクのラップラオ地区にある有名美容クリニックで脂肪吸引を受けた36歳の女性が、施術後に腹部が変形したとして、著名な支援団体に助けを求めました。
女性によると、フェイスブック上で腹部の脂肪を吸引し、縦に入った腹筋のライン「11字腹筋」を作る施術が3万9,999バーツ(約19万円)と宣伝されているのを見て、同クリニックを訪れました。しかし、手術着に着替えて手術台に上がった後、きれいで左右のバランスが取れた腹部にするためには、料金を7万バーツ(約33万円)に増額する必要があると説明されたといいます。女性はすでに手術直前の状態だったため、追加料金の支払いに同意しました。
ところが施術後、腹部は広告のような仕上がりにはならず、左右がゆがんで皮膚に深い溝や凹凸が生じたほか、腹部には硬いしこりや組織の癒着もできたと訴えています。
女性はクリニックに連絡し、経過観察や修正を求めましたが、十分な対応を受けられず、連絡手段をブロックされたと主張しています。また、クリニックのページに体験を書き込んだところ、コメントも削除されたといいます。
その後、別の病院で診察を受けたところ、腹部の状態を改善するには再手術が必要で、費用は30万バーツ(約143万円)以上かかる可能性があると説明されました。一方、施術を担当した医師は、手術結果に問題はないとの見解を示し、女性が事前に同意書へ署名していたことを理由に補償を拒否したとされています。
女性は、同様の被害を訴える利用者からも連絡が寄せられたとして、会話記録、送金明細、施術後の写真などを関係機関に提出し、クリニックと担当医の調査を求めています。
タイ保健省保健サービス支援局(DHSS)はすでに申し立てを受理しており、医師の資格、クリニックの運営基準、広告内容が誇大または虚偽に当たるかなどを調査する方針です。また、診療記録などをタイ医師会に提出し、施術が医療基準に沿って行われたかについても確認するとしています。
現時点では女性側の申し立てに基づく情報であり、クリニックや医師に法的責任があるかどうかは、今後の当局による調査結果を待つ必要があります。





















