福岡空港で拘束のタイ人女性 7月31日に起訴判断へ 類似事件との関連も捜査
日本の福岡空港で、覚醒剤が隠された荷物を持ち込んだ疑いにより、タイ人女性のジュターティップさん(28)が拘束されている事件で、日本の検察当局は7月31日、女性を起訴するかどうかを判断する見通しです。
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ジュターティップさんは7月12日、タイから福岡空港に到着した際、預かっていた荷物の中から覚醒剤が見つかったとして、日本当局に拘束されました。薬物はコーヒーの袋の中に隠されていたとみられ、女性は覚醒剤関連の容疑と関税法違反の疑いで捜査を受けています。
タイ麻薬取締委員会事務局(ONCB)によりますと、当初の拘束期限は8月2日までとされていましたが、同日が休日にあたるため、検察の判断は7月31日に前倒しされる見通しです。起訴された場合、女性は引き続き日本で拘束され、裁判の手続きに進むことになります。一方、起訴されなかった場合は、日本から退去処分となり、タイへ帰国できる可能性があります。
今回の事件をめぐっては、女性が薬物の存在を知っていたのか、あるいは荷物の中身を知らないまま犯罪組織に利用されたのかが大きな焦点となっています。家族側は、女性が「代理配送」の依頼を受けて荷物を運んだだけで、薬物には関与していないと主張しています。
また、タイ国内では、今回の事件と似た手口として、覚醒剤をタマリンドの容器に隠し、日本へ運ばせようとした事件も摘発されています。この事件では、タイ警察がベトナム人の男を逮捕しており、荷物の中身を知らない運搬者を利用した可能性があるとして、背後にいる組織や資金の流れについて捜査を進めています。
ただし、現時点では、このベトナム人が関与したとされる事件と、福岡空港でジュターティップさんが拘束された事件が、同じ組織によるものかどうかは確認されていません。タイ当局は、依頼主の特定や荷物の流れを調べるとともに、国際的な薬物密輸ネットワークが関与している可能性も視野に入れて捜査しています。
ONCBは、海外へ荷物を運ぶ「代理配送」について、依頼主が不明な荷物や中身を確認できない荷物を安易に引き受けると、重大な犯罪に巻き込まれる危険があるとして、改めて注意を呼びかけています。





















