GMMTVに批判広がる 中国人ファンとタイ人警備員のトラブル対応をめぐり波紋
タイの大手エンターテインメント会社GMMTVをめぐり、中国人ファンとタイ人警備員の間で起きたトラブルが波紋を広げています。現場で撮影された映像がSNS上で拡散されたことをきっかけに、中国とタイの双方で議論が広がり、タイ国内では「#แบนgmmtv」(GMMTVをボイコット)というハッシュタグも注目を集めました。
問題となったのは、バンコクで開催されたイベント会場での出来事です。報道によると、GMMTVのアーティストを待っていた中国人女性ファンと、現場を整理していた警備員との間で、場所取りや移動をめぐって口論が発生しました。その後、警備員が女性をその場から移動させようとした際の映像がSNSに投稿され、中国のネット上では「対応が強引すぎる」と批判の声が上がりました。
一方で、タイ側の一部ファンからは、女性ファンが会場のルールに従わず、アーティストの移動ルートを妨げていたとの指摘も出ています。また、現場の警備員は長時間にわたり対応していたとされ、「警備員だけが一方的に悪いとは言えない」とする意見も相次ぎました。
騒動を受け、GMMTVは声明を発表し、事実関係を確認したうえで、警備員の一部対応に行き過ぎた点があったとして謝罪しました。また、当該警備員は外部委託のスタッフであり、調査のため一時的に業務を停止したことも明らかにしました。
しかし、この対応に対してタイのファンからは不満の声が噴出しました。多くのユーザーは、GMMTVが中国側の世論に配慮するあまり、現場で対応した警備員を十分に守っていないと批判しました。その結果、X(旧Twitter)では「#แบนgmmtv」というハッシュタグが広がり、GMMTVの対応を疑問視する投稿が相次ぎました。
その後、GMMTVは追加の声明を発表し、当事者同士が話し合いを行い、互いに理解したうえで紛争を終結させたと説明しました。双方は告訴を取り下げ、今後法的措置を取らないことで合意したとされています。また、中国人ファンは関連する投稿を自主的に削除したということです。
さらにGMMTVは、一時的に停止していた警備員への業務依頼を再開し、通常通り職務に戻したことも明らかにしました。同社はあわせて、関係者の個人情報や映像を拡散しないよう呼びかけ、アーティストや無関係の人物を巻き込まないよう注意を促しました。
今回の騒動は、イベント会場でのファン対応や警備体制のあり方に加え、企業が国際的なファンコミュニティの間でどのように公平な対応を取るべきかという課題を浮き彫りにしました。GMMTVとしては、今後同様のトラブルを防ぐため、会場運営や警備ルールのさらなる見直しが求められそうです。
#แบนgmmtv





















