プーケットの有名ホテルで研修生に暴行か 女性シェフ2人を逮捕 未熟なご飯を食べさせた疑いも
タイ南部プーケット県の有名ホテルで、女子学生の研修生が厨房内で暴行を受けたとされる事件で、警察は女性シェフ2人を逮捕しました。事件は、ホテルの厨房内で撮影された防犯カメラ映像がSNS上で拡散されたことをきっかけに、大きな批判を集めています。
映像:https://www.youtube.com/shorts/grXY-6KWGCg
被害を受けたとされるのは、ホテルの厨房部門で研修をしていた20歳の女子学生です。報道によりますと、学生は7月1日から同ホテルで研修を始め、約8か月間の実習を予定していました。
問題の映像には、女性シェフらが学生の頭や顔をたたいたり、調理器具で腕を打ったりする様子が映っていたとされています。また、学生が炊いたご飯が十分に炊けていなかったことを理由に、未熟なご飯を食べるよう強要された疑いもあります。
学生は、今回のような行為は初めてではなく、以前から叱責や暴力を受けていたと話しています。当初は研修を続けるために我慢していたものの、映像が拡散され、社会的な関心が高まったことを受けて、パトン警察署に被害を届け出ました。
その後、警察は関係者から事情を聴き、41歳と36歳の女性2人を逮捕しました。2人は「共同で他人に暴行を加えた罪」や「強要」に関する容疑で取り調べを受けており、警察は身柄を裁判所に送致したと報じられています。
事件を受け、ホテル側は関係した従業員に対して処分を行ったとされています。また、プーケット県知事も被害学生を訪問し、教育支援のための見舞金を渡すとともに、関係機関に対して法律面、労働者としての権利、学業面、精神的ケアなどの支援を行うよう指示しました。
今回の事件は、研修生という立場の弱い若者に対する職場内暴力として、タイ国内で大きな波紋を広げています。SNS上では、教育機関や企業が研修生を受け入れる際の安全管理や、指導者の権限のあり方について、改めて見直しを求める声が上がっています。





















