ノート・ウドム(Note Udom)「DEAW 16」は借金返済のためのマイク 信頼していた元部下による被害を告白
タイを代表する人気コメディアン、ノート・ウドム・テーパーニット(Note Udom Taephanich)さんが、タイの人気ニュース番組に出演し、信頼していた元部下による不正行為で多額の財産を失っていたことを明かしました。
ノートさんは、最新の公演「DEAW 16: NEVER GROW UP」のプロモーションのために番組へ出演。その中で、今回の公演について「借金返済のためのマイクです」と率直に語り、ステージ復帰の理由の一つに経済的な立て直しがあることを認めました。
ノートさんによりますと、加害者は長年そばで働いていた親しい元部下で、深く信頼していた人物でした。しかし、その元部下がノートさんのカードを使ってさまざまな取引を行い、大きな損害を与えたということです。
さらに、これまで46公演以上にわたって積み重ねてきた公演収益も失ったと明かし、生活を立て直すために、自身が住んでいた大きな家を担保に入れて資金を工面せざるを得なかったと語りました。ノートさんは「この年齢になって、また一からやり直すことになるとは思いませんでした」と、当時の苦しい心境を振り返りました。
事件をめぐっては、第一審で元部下に対し懲役20年の判決が言い渡され、保釈も認められなかったということです。一方、元部下の妻は逃亡しているとされています。
ノートさんは、元部下が勾留されて以降、一度も本人と会っていないと明かしました。また、裁判にも出廷しなかった理由について、かつて愛し、信頼していた人物に裏切られた痛みが大きかったと説明。「目を合わせることはできます。でも心が痛いのです」と語りました。
また、番組内では、司会者が、ノートさんが以前アートスペースの建設を計画していたことにも触れました。ノートさんはバンコク・ブンクム地区の水辺に土地を購入していましたが、土地が細長く奥行きも限られていたうえ、水辺や道路からの建築後退距離を確保する必要があったため、実際に建物を建てられる面積がほとんど残らなかったということです。ノートさんは笑いを交えながら、当時の判断が失敗だったことを認めました。
大きな困難を抱えながらも、ノートさんは観客の笑い声や応援を力に変え、人生で最も厳しい時期を乗り越えようとしています。
「DEAW 16: NEVER GROW UP」は、2026年9月11日から13日、17日から20日までの計7公演が、バンコクのサイアム・パラゴン5階「パラゴンホール」で開催される予定です。





















