サムイ島で「ニワトリの鳴き声」めぐり議論 外国人住民が7カ月以上の騒音被害を訴える
タイ南部スラートターニー県のサムイ島で、外国人住民がニワトリの鳴き声による騒音被害を訴え、サムイ市に正式な苦情を申し立てたことが、地元住民やSNS上で注目を集めています。
報道によりますと、苦情を申し立てたのは、サムイ島メナム地区に住む外国人住民です。この住民は、自宅周辺で飼育されている雄のニワトリ約3羽が、毎日午前3時ごろから夕方まで頻繁に鳴き続けているとして、サムイ市に調査と対応を求めました。
申立書では、ニワトリの鳴き声が3~4分おきに続き、すでに7カ月以上にわたって被害を受けていると説明されています。鳴き声は早朝から午後6時半ごろまで続くとされ、睡眠不足や落ち着かない状態が続くなど、健康や日常生活にも影響が出ていると訴えています。
また、申立書によりますと、住民は以前にも関係機関へ相談し、職員が現地を確認したこともあったということです。しかし、その後も問題が解決されなかったため、5月22日に改めて正式な苦情申立書を提出し、関係機関に対して対応を求めました。
この件は、サムイ島の地元情報を発信するフェイスブックページで申立書の写真が投稿されたことをきっかけに、SNS上で広く拡散されました。SNSでは、「ニワトリの鳴き声は地域の生活文化の一部であり、外国人住民も地元の暮らしに適応すべきだ」とする意見がある一方で、「午前3時から夕方まで数分おきに鳴き声が続けば、誰であっても耐えるのは難しい」として、苦情を申し立てた住民に同情する声も上がっています。
一部では冗談交じりのコメントも見られますが、長時間にわたる騒音が睡眠や生活に影響を及ぼす場合、単なる生活音ではなく騒音公害として考える必要があるとの指摘もあります。
現時点では、この問題について関係者や飼い主側からの詳しい説明は明らかになっていません。今後、サムイ市が現地を調査し、地域の生活文化と住民の生活環境の双方に配慮した解決策を見いだせるかが注目されます。





















