タイ訪問外国人観光客が前週比20%減 航空券高騰と連休終了が影響
タイ観光・スポーツ省の最新発表(2026年6月9日時点)によりますと、直近の1週間(2026年6月1日〜7日)にタイを訪れた外国人観光客数は48万3,329人となり、前週と比べて約20%減少したことが明らかになりました。また、前年同期比(YoY)でも約15%の減少となっています。
同省は、今回の観光客数の減少について、主に2つの要因が影響したと分析しています。
1つ目の要因は、「航空券価格の高騰」です。国際線航空券の価格上昇により旅行コストが高まり、旅行需要を抑制する要因となっています。観光当局は、航空券価格の上昇が一部旅行者の渡航計画に影響を与えたとみています。
2つ目の要因は、「大型連休の終了とローシーズン(閑散期)への移行」です。前週までは多くの国で大型連休が続いていましたが、それが終了したことで旅行需要が一服しました。さらに、主要市場の一つであるロシア市場が季節的な閑散期に入ったことも、観光客数減少の一因とされています。
一方で、2026年1月1日から6月7日までの累計では、タイを訪れた外国人観光客数は1,451万5,978人に達しました。観光収入は約7,013億5,800万バーツ(約3兆円)となっており、依然として堅調な水準を維持しています。
国籍別の観光客数上位5か国は、中国(2,386,714人)、マレーシア(1,839,151人)、インド(1,103,945人)、ロシア(964,670人)、韓国(552,621人)の順となっています。
同省は、多くの市場で連休後の落ち着きから回復が進むとみており、次週(6月8日〜14日)の外国人観光客数は再び緩やかに増加すると予測しています。また、今回の減少は一時的なものであり、観光市場全体としては回復基調を維持しているとの見方を示しています。





















