職員を名乗る男性が深夜にテントへ接近 プークラドゥンで女性が恐怖体験
タイ東北部ルーイ県にある人気観光地「プークラドゥン国立公園」で、女性観光客が深夜、職員を名乗る男性から不審な行為を受けたとして、SNS上で注意を呼びかけました。事件は大きな関心を集めており、国立公園側も事実確認を進めています。
女性観光客によると、出来事があったのは2026年5月12日深夜から13日未明にかけてのことです。女性は1人でプークラドゥンを訪れ、指定されたキャンプエリアにテントを張って宿泊していました。
午前1時から2時ごろ、1人の男性が女性のテント付近に現れ、「テントの明かりを消してください」と声をかけてきたといいます。女性は明かりをつけていなかったため不審に思い、「職員の方ですか」と尋ねたところ、男性は「そうです」と答えたとされています。
その後、男性は再びテント周辺に現れ、「鹿が来るのでテントを移動してください」と女性に指示しました。女性はすでに許可された場所にテントを設営していたものの、相手が職員を名乗っていたため、不安を感じながらも移動の準備を始めたといいます。
しかし、女性がテント内で着替えていた最中、男性は携帯電話のライトをテント内に向け、女性の顔を照らしたとされています。強い光のため、女性は男性の顔や服装をはっきり確認できませんでしたが、携帯電話には赤い革製のケースが付いていたと説明しています。
さらに男性は、女性がまだテント内にいるにもかかわらず、すぐにテントの移動を手伝おうとし、テントのファスナーを開けようとするような動きも見せたといいます。女性が危険を感じ、携帯電話で動画を撮影しようとしたところ、男性はその場から立ち去ったということです。
女性はその後、国立公園の関係者に被害を伝えましたが、十分な進展が見られなかったとして、SNSに投稿し、他の観光客に注意を促しました。また、女性は現地で話を聞いたところ、同様の不審な出来事が過去にもあったと説明しています。
この件について、プークラドゥン国立公園の責任者は、問題の人物は「国立公園の職員ではない」と説明しました。通常、職員は夜間に巡回を行うものの、深夜に観光客のテントへ近づき、ライトを照らしたり、テントの移動を強く求めたりすることはないとしています。
国立公園側は、女性観光客から詳しい事情を聞き取るとともに、関係者への確認を進めています。また、今後はキャンプエリアや宿泊施設周辺の巡回を強化し、防犯カメラの設置を検討するなど、安全対策を強化する方針です。
現時点で、不審な男性の身元は明らかになっておらず、関係当局が引き続き調査を行っています。国立公園側は、観光客に対し、職員を名乗る人物であっても不審な行動があった場合は、すぐに近くの正規職員や管理事務所へ連絡するよう呼びかけています。





















