タイ北部の有名占い師に性的加害疑惑 「カルマ解消」を口実に男性相談者らが告発
2026年5月上旬、タイで「カルマ解消」の儀式と称し、有名占い師が相談者に性的暴行を加えたとされるスキャンダルが発覚し、社会に大きな衝撃を与えています。現在までに明らかになっている事件の経緯と最新情報は以下の通りです。
この事件は、32歳の男性実業家が著名な支援団体に被害を相談したことをきっかけに明るみに出ました。男性は原因不明の激しい頭痛に悩まされており、母親の勧めで北部ランプーン県にいる有名占い師を訪ねました。
しかし、1対1で密室に呼び込まれ、「カルマを解消する儀式」と称して、オーラルセックスを強要されるなどの性的被害を受けたと訴えています。現在、この男性は身の安全を懸念し、当局に証人保護を求めています。
ニュース番組などで事件が大きく報じられた後、他の被害者も相次いで声を上げ始めました。5月11日には、現在18歳の青年が警察の中央捜査局・犯罪抑止課(CSD)に被害届を提出しました。
青年は17歳だった昨年2月、同じような手口で被害に遭ったと証言しています。密室に連れ込まれて瞑想をさせられたうえ、わいせつな言葉をかけられ、性的被害を受けたとのことです。現在、正式に被害届を提出した被害者は、この青年を含めて少なくとも2人となっています。
警察の犯罪抑止課は、タイ北部ランプーン県パーサーン郡にある占い師の自宅および道場を家宅捜索しました。現場からは関連書類や衣類などが押収され、占い師本人と個人秘書がパーサーン警察署に任意同行され、事情聴取を受けました。現時点で、占い師はメディアの取材に応じていません。
一方、支援団体側は、決定的な証拠となる動画や音声データがあると主張しており、まだ名乗り出ていない被害者が他にも多数いる可能性があるとみています。
SNS上では、タイの有名コメディアン、ノース・ウドム・テーパーニット(Note Udom Taephanich)さんが過去にスタンダップコメディで語ったエピソードとの関連性も話題になっています。
ノースさんが過去のライブで語った「北部で体験したVIP向けのカルマ解消儀式」に関する奇妙な体験談が、今回の事件の手口と非常に似ているとして、「同じ人物に関する話だったのではないか」「事前に警鐘を鳴らしていたのではないか」と、ネットユーザーの間で憶測が広がっています。





















