クラビ空港で夫婦が「爆弾に気をつけて」と発言 機内が一時騒然 フライト大幅遅延
2026年4月26日夕方、タイ南部クラビ国際空港からスワンナプーム国際空港へ向かう予定だったタイ・エアアジア機内で、乗客の夫婦による不適切な発言があり、出発が一時見合わせられる騒ぎが発生しました。
騒ぎの発端は、46歳の夫と43歳の妻が機内の頭上収納棚に荷物を入れていた際のことでした。客室乗務員が荷物の収納を手伝っていたところ、夫婦は冗談のつもりで「爆弾に気をつけて」と発言したとされています。
この発言を聞いた客室乗務員は、航空安全上の規定に従い、直ちに機長へ報告しました。これを受け、機長は離陸の中止を決定し、乗客および乗務員全員に機外へ避難するよう指示しました。
その後、爆発物処理班(EOD)と警察犬が出動し、機内や周辺エリア、さらに全乗客の手荷物に対する徹底的な捜索が行われました。捜索には約4〜5時間を要し、フライトは大幅に遅延しました。
徹底的な捜索の結果、不審物や爆発物は一切発見されませんでした。
夫婦は「悪気はなく、ただ冗談で言っただけだった」と説明していますが、警察は2人をヌアクローン警察署に連行しました。現在、虚偽の情報を伝えて混乱を引き起こしたとして、航空安全に関する法令違反の疑いで法的手続きが進められています。
有罪となった場合、最高5年の禁錮刑または最高20万バーツ(約86万円)の罰金、あるいはその両方が科される可能性があります。また、航空会社から民事上の損害賠償を請求される可能性もあります。
今回の事件は、空港や機内において「爆弾」という言葉を、たとえ冗談であっても絶対に口にしてはならないことを改めて示す出来事となりました。航空安全上、こうした発言は常に深刻な事案として厳格に対処されます。





















